グローバルヒストリーのなかの近代歴史学

平成26-28年度立教大学学術推進特別重点資金(立教SFR共同プロジェクト研究)

公開研究会「錬金術の秘密:中世・ルネサンスのキミアと学問・宗教・社会」(2015年7月17日)

今週末、下記のイベントが立教大学で開催されます。

 

錬金術の秘密:中世・ルネサンスのキミアと学問・宗教・社会
日時:2015年7月17日(金)18:30から
場所:立教大学池袋キャンパス10号館X105教室

 

中近世錬金術思想の先端的研究者ディディエ・カーン博士による講演、その後、本学でもさまざまなイベントでお馴染みとなりましたヒロ・ヒライ博士との対談を通じて、錬金術という西洋思想史の重要局面を知る機会を設けます。

 

カーン博士の講演タイトルは、

Transmutation and religion in medieval and early modern alchemy

 

立教SFR「グローバルヒストリーのなかの近代歴史学」研究会という位置付けですが、学外からの一般参加も歓迎します。

第8回研究会(2015年7月28日)

下記の内容で第8回研究会を開催します。誰もが岩波文庫でお世話になった穂積を史学史上に位置付ける試みです。
 
日時:2015年7月28日(火)18:00-
場所:立教大学池袋キャンパス12号館2階会議室
報告者:神野潔東京理科大学准教授)
報告タイトル:近代法史学史の中の穂積陳重
 

 

法窓夜話 (岩波文庫)

法窓夜話 (岩波文庫)

 

 

 

続法窓夜話 (岩波文庫 青 147-2)

続法窓夜話 (岩波文庫 青 147-2)

 

 

 

復讐と法律 (岩波文庫 青 147-3)

復讐と法律 (岩波文庫 青 147-3)

 

 

第7回研究会(2015年5月19日)

日時:2015年5月19日(火)19:30-
場所:立教大学池袋キャンパス・ロイドホール7階佐藤雄基研究室
報告者:室井康成(国際日本文化研究センター 共同研究員)
報告タイトル:日本民俗学の成立
 

 

柳田国男の民俗学構想

柳田国男の民俗学構想

 

 

首塚・胴塚・千人塚 日本人は敗者とどう向きあってきたのか

首塚・胴塚・千人塚 日本人は敗者とどう向きあってきたのか

 

 

“人”に向きあう民俗学 (叢書・“知”の森)

“人”に向きあう民俗学 (叢書・“知”の森)

 

 

 

民俗学・台湾・国際連盟 柳田國男と新渡戸稲造 (講談社選書メチエ)

民俗学・台湾・国際連盟 柳田國男と新渡戸稲造 (講談社選書メチエ)

 

  

偽史としての民俗学―柳田國男と異端の思想 (怪BOOKS)

偽史としての民俗学―柳田國男と異端の思想 (怪BOOKS)

 

 

公開シンポジウム「高校世界史教科書記述・再考 研究者の視点から」(2015年3月4日)

日時:2015年3月4日(水) 13:15-18:00

場所:立教大学池袋キャンパス11号館3階A301教室

 

[プログラム]

13:15-13:25 趣旨説明

 

13:30-14:30 桃木至朗大阪大学

新しい世界史叙述と歴史学入門を目指して~阪大史学系の取り組みから

 

14:45-15:15 小澤実(立教大学) 

高校世界史教科書における中世ヨーロッパの位置

15:15-15:45 上田信立教大学

高校歴史教科書における日中関係の記述

15:45-16:15 貴堂嘉之(一橋大学

高校歴史教科書における〈アメリカ合衆国〉—人種・エスニシティ、人の移動史を中心に—

 

16:30-18:00 討論

 

18:00-   レセプション 

 

[司会]

長谷川修一(立教大学

 

[連絡先]

主催:立教SFR共同研究「グローバルヒストリーのなかの近代歴史学

共催:立教大学人文研究センター「高等学校世界史教科書の記述についての研究」

連絡先:立教大学文学部 学部事務1課(史学科担当)

〒171-8501 東京都豊島区 西池袋3丁目34−1 Tel:03-3985-2479

小澤実:m-ozawa@rikkyo.ac.jp

 

 

市民のための世界史

市民のための世界史

 

 

第6回研究会(2015年2月4日)

日時:2015年2月4日(水)17:00-

場所:立教大学池袋キャンパス太刀川記念館第1・第2会議室

報告者と報告タイトル:

1.中野弘喜(東京大学出版会)「史学の「理論」と「概論」-明治期歴史叙述方法論の振幅」(仮)
2.太田智己(東京藝術大学)「1930~50年代の美術史学文献史学への接近」(仮)

 

 本報告は、先だって史学会大会で設けられたシンポジウム「近代日本のヒストリオグラフィー」(http://historiographyinglobalhistory.hateblo.jp/entry/2014/09/02/082059)の継続となります。

 

 参考文献

 

重野安繹と久米邦武―「正史」を夢みた歴史家 (日本史リブレット人)

重野安繹と久米邦武―「正史」を夢みた歴史家 (日本史リブレット人)

 

 

 

太田智己「日本美術史研究の「科学」化志向—1930年代を中心に」『美学』第243号(2013年)49-60頁

http://ci.nii.ac.jp/naid/110009688620

 

トークイベント 『一揆の原理』から『戦争の日本中世史』まで(2015年1月8日)

日時:2015年1月8日(木)15:00-16:30
 
場所:立教大学池袋キャンパス10号館X202教室
講演者:呉座勇一(東京大学
講演タイトル:トークイベント 『一揆の原理』から『戦争の日本中世史』まで 
聞き手:小澤実(立教大学
 
講演者の呉座勇一氏は、著書『戦争の日本中世史‐「下剋上」は本当にあったのか』(新潮社)で第12回角川財団学芸賞を受賞された。前著『一揆の原理』(洋泉社)から『戦争の日本中世史』に至るまでの執筆の動機・背景について、トークイベント形式でお話しいただく。日本中世における戦争と平和の問題から、現代日本における歴史学と一般社会との関係のあり方まで幅広く論じられることであろう。聞き手は西洋中世史の小澤実氏にお願いしている。
 

 

戦争の日本中世史―「下剋上」は本当にあったのか―(新潮選書)

戦争の日本中世史―「下剋上」は本当にあったのか―(新潮選書)

 

 

 

戦争の日本中世史: 「下剋上」は本当にあったのか (新潮選書)

戦争の日本中世史: 「下剋上」は本当にあったのか (新潮選書)

 

 

 

一揆の原理 日本中世の一揆から現代のSNSまで

一揆の原理 日本中世の一揆から現代のSNSまで

 

 

 

日本中世の領主一揆

日本中世の領主一揆

 

 

公開講演会「平清盛と中世日本 歴史学とテレビ」(2014年12月18日)

日時:2014年12月18日(木)18:30-

場所:立教大学池袋キャンパス14号館D201教室

講師:本郷和人東京大学史料編纂所教授)

講演タイトル:平清盛と中世日本 歴史学とテレビ

司会:佐藤雄基(立教大学文学部准教授)

 

本講演会は立教大学文学部公開講演会として開催予定ですが、本研究会も後援いたします。本郷氏は東京大学史料編纂所教授として鎌倉幕府に関する根本史料・研究書・専門論文を刊行する一方で、一般向けの著書も多数著されています。またその専門知識を生かし、2011年度NHK大河ドラマ平清盛」の学術監修もつとめられました。今回の講演では、専門家が、平清盛という歴史的人物に対し、歴史家として、またドラマ監修者として、どのように向き合ってきたのかをお話しいただきます。