グローバルヒストリーのなかの近代歴史学

平成26-28年度立教大学学術推進特別重点資金(立教SFR共同プロジェクト研究)

【新刊】佐藤雄基編『明治が歴史になったとき 史学史としての大久保利謙』(勉誠出版、2020)

研究会活動の一環として以下の論集が刊行されます。

 

佐藤雄基 編

アジア遊学248

明治が歴史になったとき

史学史としての大久保利謙

 

新しい時代はいかにして「歴史」となり、「史料」となるのか―

歴史学は「過去」を対象とする学問である。歴史家が「明治時代」を新たに学問の対象としたとき、そこではどのような営為がおこなわれていたのか。近代の政治家、官僚、軍人などの個人文書を収集・公開する国立国会図書館憲政資料室の創設に関わり、数々の史料編纂等、研究のための史料環境の整備に尽力した、日本近代史研究の先駆者である大久保利謙。その足跡を史学史・史料論・蔵書論の観点を交え検証し、日本近代史研究の誕生の瞬間を描き出す。

 

 

明治が歴史になったとき (アジア遊学248)

明治が歴史になったとき (アジア遊学248)

  • 発売日: 2020/06/30
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)